2015年9月3日~7日、3泊4日で北アルプス裏銀座をぐるっと、毎日10時間近く歩いた。
広瀬ダムー烏帽子岳ー三ツ岳ー野口五郎(野口五郎小屋泊)
ー水晶小屋ー鷲羽岳ー三俣蓮華岳ー双六岳ー(双六小屋泊)
縦沢岳ー槍ヶ岳ー西岳(ヒュッテ西岳泊)
ー赤岩岳ー大天井岳ー燕岳ー中房温泉







新宿南口から夜行高速バスで信濃大町駅下車、3人いた。1人がタクシーの予約
をしていたので相乗りをお願いしたらOK。5時45分には高瀬ダムの突堤
に着き歩き出す。幸先宵スタートとなる。

高瀬ダムから800mの急登(三大急登)を5時間かけて烏帽子の稜線に、12時ころからガス
と雨14:45分に小屋にたどり着く。野口五郎小屋の料理がいまでも評判、天婦羅は絶品。


ロックダムの広瀬ダムをスタート、天気は曇り、

トンネルを抜けたらつり橋、崩落した岩で谷が埋まりそう。
さあいよいよ急登の始

まだまだ急登が、高瀬ダムが見える。

急登も7合目かな、いろんなものが見えてくる

まだまだ、急登はつづく。

高瀬ダムの先が見えて来た。あそこにもルートが有るはず。

まだまだ急登る、やっと8号目くらいかな。

稜線に出そうだ、高山植物がごくろうさん。

やっと稜線に出てえぼし小屋も過ぎだ。お花畑。

さあ野口五郎小屋はまだ遠い。

元気も今一、降らないうちに先に進もう。

振り返って、烏帽子ちょつと見える。

ドンドン先へ野口五郎まだ先。

烏帽子岳が遠くなる

野口五郎はまだ先。

烏帽子岳が遠くに成って来た、お昼はまだ先。

来た道を振り返る。おてんきが心配せめてお昼まではもって。

振り返る。稜線歩きで時間を稼ごう。

烏帽子、来た道。

振り返る来た道、そろそろ昼めし。

ときたま雲のいたずら、こらだから山は辞められない。

振り返る。

行く手にあやしい雲

振り返る、もうお昼にしょう。

いく手はまだま。

どこまで行ったら、野口五郎岳の本領発揮。

どこまで行ったら野口五郎岳。

まだ2時間はかかるかな?

どこまで行ったら野口五郎

まだまだ野口五郎は遠い

。。。。。。。。。。。

こんな処にお花畑が

花畑

花畑

花畑

花畑

花畑

花畑

お花畑

高山植物ともおわかれ

進め、進め。

どこまで行けば野口五郎

やっとこの先が

カッパ着て雨に打たれて

着いた

天水、命の水







五郎小屋の夕食メニユー


ゆで卵の醤油漬け、缶詰のいわし、ハム、みょうがの漬物、山ごぼうの味噌漬け、山菜(みず)漬物

のりの天婦羅、さつまいもの天婦羅、かきあげ、きゅうり、グレープフルーツ
天婦羅の薄衣とぱりぱりの揚げ加減は絶品、山小屋で専門店の天婦羅が食えるとわ!!
疲れた体に晩酌がしみわたり、写真を撮り忘れ、昭和52年の山渓のガイドブックににも料理
が旨いと書かれていた。52年は高瀬ダムは工事中。


2日目は松本地方晴れのTV予報に期待をして5:30に小屋をスタート、野口五郎岳で
ブロッケンが出る。しかし間も無く風と雨、1日晴れることなく双六小屋に逃げ込む

雨の中、何度もピークが、上がったり下がったり、黒部川源流まで下るのが最大の難間、
道か川か?分からない程、水が流れている、三俣に登る。稜線は雨にけむり、
登る気がしなかったが、どちらがよかったか?

わずかな晴れ間にどんどん進もう

太陽が出そうだ。

まもなく野口五郎岳

ささき良いスタートだ

きた道

野口五郎岳

ブロッケンが出るが風が強すぎる

ブロッケン

ブロッケン

槍が見えてきた

来た道 振り返る

天気がどんどん下り坂

行く道

めずらしく岩場

かなり続く岩場

どんどん天気が下ってきた。

水晶小屋の下あたり

来た道

水晶岳へ

きたみち

槍が見える

来た道

岩場を行く、韓国からの登山ツアーとすれ違う

雨の中水晶小屋通過

鷲羽岳がよく見えない

雨で今日は確定だな、風の無い

鷲羽岳はやめて、沢を下がります

ちょとでも早くと沢へ、すごい水、沢か道か分からない、さわくだり

どんどん下りましょう

なに百合

なに花?後でわかったトリカブト、2000m位の高度に自生する、球根が毒、ながら使い方では漢方薬

黒部川源流の碑

水とわ分かれられないが今度はのぼり

まだ残雪

三俣山荘あたりで雨のなかバーナでお湯を沸かしてカレーヌドル

三俣蓮華岳に

双六にまき道



すごろくへの巻き道

双六に巻き道でいそぐ雨にはあきあきだ

花畑を通って

わずかの晴れ間、来た道なのか、行く道なのか

やっとこ双六小屋にたどり着く。改築された新しい小屋、晩飯は今一、野口五郎小屋のおかずは昭和50年の
ガイドブックの書かれている程素、晴らしかった。殆ど雨降りの山行でやはり疲れる、それにしても晩飯の
おかずが貧弱,、ちくわの天婦羅がメインで後は佃煮、漬物と50年前の山小屋、5000円時代、次の西岳の小屋
に予約電話するのに衛星電話、30秒400円、相手がマゴマゴしているので800円も掛かる。雨で中まで
濡れていたが乾燥室が無いときたひにわ呆れる。ただの吊るす部屋にかけて明日の晴れを神様に願うばかり








3日目、待望の晴れ間、今日の行程は最大の難関、槍ヶ岳の乗り越え、西鎌尾根ー槍ー
東鎌尾根の縦走、予想外に東鎌尾根に難渋した。20mくらいのピークが数えられない位、
次々に梯子、鎖の連続でほとほと嫌に成ったところでやっと西岳にたどり着く。本当に晴れ
ていて良かった。

晴れた!双六小屋をスタート。

二日ぶりのはれ、今日は西岳ヒユツテまで

西鎌尾根に縦沢岳

来た道

どんどん登って来た

ふりかえる。

昨日雨で周り道で沢筋で超えた鷲羽岳

行く道、槍、、

西鎌尾根



穂高も見えて来た

右奥は西穂高

振り返る



硫黄乗り越え

新穂高からの道

振り返れば鷲羽岳

千丈沢乗り越え

来た道を振り返る

行く道、西鎌尾根

来た道、鷲羽岳、野口五郎

千丈乗り越え方面

来た道、三俣小屋のあたり

どんどん進もう西鎌尾根

行く道,さあこれから槍を越えて東鎌尾根へ

槍をバックに

殺生ヒュテ。6月の槍沢は雪で埋まり石室までがやっとこで退散した3年前

穂高方面

昨日雨の中めぐった鷲羽岳

大天井に向かう

手前、北鎌尾根、奥の尾根筋、鷲羽岳

だいぶ下りヒュッテ大倉の看板

南岳、槍沢、殺生ヒュッテ

前穂高

北鎌尾根

正面、西岳、右肩に小屋、奥が大天井

槍沢、6月でも残雪で沢は埋もれてる

昨日までの雨がうその様な大快晴。正面は北鎌尾根

東鎌尾根をドンドン下る、しかし、これからが大難路

スタートした広瀬ダムが見える、良く来たもんだ

どんどん悪路になぅて来た、鎖、梯子の連続

東鎌がこんな悪路とわ、まるで低山のクサリ場

鎖、梯子わつづく

悪路はつづく

行く道正面、西岳、肩に小屋

振り返って槍ヶ岳

まだまだクサリ

めぐった山、右から野口五郎、鷲羽岳、三俣、双六岳

西岳登り出す

これでもかと梯子

もうそろそろ小屋に成ってくれ

西岳、東鎌尾根に北鎌尾根

西岳から肩の小屋、やっとたどり着いた、この行程はやりすぎだった、
西鎌尾根だけで槍泊まり

西岳ヒュッテ,

4日目、大天井から燕そこから中房温泉に下る。今日のお天気は早朝からふるぞとおどかしている様だ、


大天井を登ってから燕に行きたかったが、中房温泉からのバスが15時で終バスで余裕が無い残念だ

大天井へ

大天井

大天井のとなり横通岳

雨の槍、1日だけの晴れ間でした、

大天井へ

野口五郎、鷲羽岳、双六だけ、2日前のコース、ついに回る。大天井へ

大天井の手前、朝日は期待出来ない

奥の右鷲羽岳、へこんで三俣、双六か

大天井

大天井へ

大天井をまく、すでにカッパがいる

中腹をまくまく、燕めざせ

大天井、中腹をまくまく

まくしかない

まく

まく途中

あいその鎖場をまく

もうしわけの鎖場を巻く

あと1/4は回らねば

もうすこし、大きな山

また雲行きが、雨

まだ半周は有りそうだ

しとしと雨たまにははれる。この山行では1日しか晴れない様だ。

大天井何とか交わすぞ

燕が見えて来た

大天井に上るグループ

燕までまっぐ

いけいけ燕

燕へ、雨の中、お経の様に唱えて歩く、燕の小屋が見る

小屋へ、雨の中ただただ歩く、カメラの電池も終わり、貯めては撮る

振り返る大天井

振り返る大天井、でかい山

雨に泣かされた山行、後何時間かで終わる、北鎌尾根

奥から野口五郎、鷲羽岳、三俣、双六かな

行く道

野口五郎、鷲羽、三俣

すでに強い雨、大天井

大天井

大天井、西岳、雲の中、槍

雲が切れて右に槍

晴れでは無い、来た道

為右衛門吊岩

山荘にたどり着く、

雨の中、大くだりを、三大急登、の3つは回った様だ、烏帽子への登り,谷川のありの戸惑い、
シグマの電池は1000枚まで、外部電源では充電できない、いろいろ分かった




燕から中房の大下りが、広瀬ダムから烏帽子、谷川岳の蟻りの戸惑い、西黒尾根が日本三大急登、、
この山行で期せずも2つを制覇、谷川西黒尾根はすでに歩いているので全部踏破。

燕の手前から本格的雨で立ったまま休憩を取る、15:55のバス
に間にあわせようとがんばると14:のバスに何とか間に合う。


2015年9月6日 65歳 このロングトレールを良く歩けた、まだまだいける、と直後は思ったが。じわじわと疲労感が沸いてきて、
2週間は気力が減退、力が湧いて来なかったのも事実でした。それでも正月休みに燕岳の小屋がっている。冬山に行きたいものです。


山行の後2か月経つと体に異変が、血圧が突然90に下がる、味覚が無く成り砂を噛む様で食欲が沸かない。
病院に5ケ月通い検査をするが、的外れの脈外れで12Kgの激減でこれは癌だと女房に心配される。
病院では内臓系ばかりを見るが、頭のMRIを頼むといやいや検査、しかし脳下垂体が大きく腫れて
癌と判明、北里大学病院に転院、更に虎ノ門病院に行き手術と1年がかりで克服するが、
ホルモンは出なくなり、ホルモン剤のお世話に死ぬまでなる。でも山には行ける。