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いにしえの道 信州往還を訪ねる。栃本から十文字峠
2024/6/5,6 74歳


6/5日は約12時間、(GPSの距離は30km)<カシミールの断面図で16Km>実際は25Km位か?
栃本ー赤沢-柳小屋−四里−十文字峠。柳小屋から十文字峠まで4kmを標高800m登る事が最大の困難かも、
この工程はヤマレコでバックアップされず。ヤマレコの地図は柳小屋から十文字峠が通行禁止で表示されない
手書きで入れてみたら、上手く行ったが歩いて見たら、大変な行程、もう殆ど限界寸前、疲れて晩飯も食えない、
沢渡でビショビショの靴の中、十文字小屋が無かったら、あわや遭難、十文字小屋のコース案内には8時間と表示、
若手の健脚の所用時間かな?とても老人には天門的な時間だった。一日18Kmが今までの限界、
10Km10時間を縦走の基本にしていたが、ちょっとやり過ぎた。登山者も少なく、踏み跡は分かりずらい、
登山道も狭いと条件が悪い。しかし良く歩いたもんだ。
6/6日は10時間、20km, いにしえの信州往還を栃本に下るが白泰山までなかなか標高が下がらない。
下がったり上がったりを繰り返して一里塚の辺りでやっと1000mを切る、1日の山行にしてはかなり厳しい

標高は2000m以下、

古淵から100Km、バイクで来た。4時前に着く、天空の里、栃本、正面は甲武信岳左に破風山


栃本関所跡ながら建物は残ってる。


旧140号国道に出るが直ぐに左、入川渓谷に


入川軌道跡が今は林道。エンジン付き軌道車が木材を積んだトロッコを引いていたのかも


赤沢谷出会いまで着た、軌道跡はまだまだ続くが登山道は右へ


赤沢谷の橋の手前に荒川起点の碑が有った筈、見落としている。

軌道跡は赤谷沿いにまだまだ続く様だ、軌道跡から分かれて左に高巻く登山道


携帯がつながるよの案内、ここで助けてくれと言う前に戻る方が賢明だ

第一の関門、どうやって下って沢渡?

細ーい登山道、枯葉の吹き溜まり。巾20cmも無い。先に行って枯葉の吹き溜まりを登山道と見誤り
幾度となく引き返した。谷側に傾斜して谷足がひどく疲れた

沢渡で飛び越えは危険、濡れ濡れの岩肌滑って転んで大けがは避けたい、水の中にジャブジャブ

スマホを落として気が付かず来た道を戻る15分位か、登山道に落ちてた、30分はロス柳小屋の手前の荒川の案内、
荒川の源流の碑は甲武信小屋の下に有る。柳小屋には3つの橋が架かる、まだまだ水量は豊富、轟音が響く





ピンクマーカーが無いと先に行って引き返す事が多く成る。後でGPSの軌跡を見ると6回は道を迷っていた。
どんどん時間は押し迫る。15時を過ぎるとさすがに心配に成る。柳小屋の案内には3時間の表示。本当かいね。
熊の親父、何が気に食わないのか歯をたてて食いちぎり道標がボロボロ

マーカーが無ければこれが登山道と分かる訳もない。


沢渡は随分楽に成るが、体力の限界に近ずく、1600m辺りから石楠花の木が、
根本の土が踏み固められると根を張れないのか登山道が明確に成ってどんどん歩ける

写真を撮る余裕も無くなり花だけを取って、四里観音の出会いまで登り携帯で小屋に一報を入れた。


15分も歩くと小屋、着くとすでに晩飯が始まって、何と敬老老人会一行20人はいた。
コーラ700円を買いコークハイを一杯飲んだのがいけなかった。それ程疲れていたとは。晩飯が食えない
ポトフらしいが、殆ど味が無い、じゃがいも、玉ねぎ、硬くて良く煮てない、ウインナ、臭くて食えない吐きそう、
飯を一口と漬物二切れ、これ以上は気持ち悪くて食えない。晩飯をコッヘルに獲って朝煮直して食すれば良かったのに、
飯はおにぎりにして朝食べればよかった。晩飯無で弁当にすればよかったと後悔、21時ごろ気持ち悪く成り吐いてしまう。
濡れた靴下をぬいでしまったが明日の朝を考えると履いて乾かすしかない布団にくるまり冷たい靴下もやがて気に成らず爆睡、
朝3時半に起き出し、朝飯、18kmを下りだす。昨日の疲れは何処えやら、しかし快晴、暑さが心配

4時前、既に起きて朝飯に取り掛かっていた。大変だ。。十文字峠の道標


今日も快晴、暑くならないと良いのだか、何気なく四里観音。地図とは違う処に

遅咲きの石楠花が花を添えてくれた。四里観音避難小屋、


信州往還は人通りが多いのか広く踏み固められ迷うことは無い、

四里観音の先、林道跡に差し掛かる、小屋で注意喚起されたが、新しい道標のお陰様で迷わない

ちょつとだけ開ける、甲武信岳、破風山方面、落ち葉で登山道は隠れるが道筋は明確

突然三里観音がこんにちわ, たまにはこんな所も有る。

下草がシダに変わる。   めずらしく尾根の登山道。

岩まじりの急登の先を見上げると小屋、白泰山避難小屋が突然現れる。隣に二里観音、先にのぞき岩






中々標高が下がらない、道迷いも無いがさすがにくたびっれた。休むとうとうと15分もうたたね

突然、一里観音、手前に林道が見えていたが、終わりでは無かった

林道を交差して両面神社に近づくが休憩時間で30分は爆睡してしまう。疲労困憊、そのあと枝打ちの
小枝に両足をからめとられ顔面から倒れる、手を出す余裕もなく、あぁ疲れてる

神社の先で舗装路に出て、登山道が終わった。40分くらいで駐車場に到着。帰りは順調に終わる
終始眺望のきかない林の中を歩く、あまり楽しい山行では無かったが低山では仕方のない事、
74でこの距離を歩き切った事でまだまだと自信も沸いたが、疲れで歯茎が浮いたか噛むと痛い
入川軌道(森林鉄道)76cm巾の狭軌のトロッコに切り出した木材を積んだ貨物列車











帰り道に三峰神社に寄って帰ろうなどと妄想に近い計画だったが、とても体力が伴わない、後日