形成23年6月6日に残雪の槍を目指して新宿から夜行バス、7時に到着、 槍を目指し歩け、歩け、梓川めぐりのツアーのオバチャンの多い事、残雪を踏みしめるはずが、前日までの雨でぬかる、ぬかる、石室前の急登で疲れ切って、下山、槍沢ロッジに泊まり、明日の再挑戦に期待、風呂が有りヤレヤレ、4時起きして再アタッックしたが、殺生ヒュテの下まで登るも槍小屋に届かず、下山と成りました。残念。



槍穂高には都合6回出かけた、何回行ってもまた行きたい山、稜線は岩稜の連続、それもとんがり岩だらけ。大正池から槍を目指してまず1日、槍から奥穂で2日目、奥穂から西穂か前穂で3日目、とかなりきつい山行、岩稜の世界はどこを撮っても絵に成る景色ながらカメラが重い、


奥穂の小屋を発って前穂に向かうか?西穂に向かうか?西穂に向かうにはチョツト決断が必要、曇りなら勇気も要る。行く道は急傾斜の岩肌をトラバースするのみ、(最近のガイドブックには入るなと記されているが30年前には記載は無い、)曇り空に脅かされて一生懸命歩いて、写真など撮る余裕も無く7時間の予定が4時間で西穂に、途中すれ違う人は1人だけ、少し話してすぐ別れた。



結婚前29歳、9月の紅葉目指して無謀な山行、仕事を終えてそのままサンバートラックで上高地の駐車場に、ご来光目指して岳沢から前穂に登った。今なら弾丸山行と言うだろう。前穂で日の出には間に合うが、高山病でつらい,奥穂まで登ってそそくさと下山、記憶だけは残った忙しい山行でした。




大荒れの西穂独標



64歳で出かけてきました。西穂高、当日は雨(新宿から夜行バス、上高地行き) 雨にもめげず歩き出す、途中から残雪の急勾配、道案内のとぎれとぎれに迷っては戻るを繰り返し、4時間がかりで小屋に、ずっと雨、小屋に着くとみぞれ、客は私だけ、(工事中で6,7人で結構にぎやか)次の日は雪とガスで視界無し、それでもガスの切れ間を期待して登りだす、風と雪、11月の振り始めのよう、顔に当たる雪混じりのこつぶの霰で痛い、何と風の強いことか。独標の真下で断念、めがねが氷り、先が見えないのと、ガスが濃いのとを勘違いして、先も見えないのではダメダと引き返す、この時の温度計がー2℃、風と雪に恐れ慄いて、敗退、そそくさとロープウエーで3千円かけて逃げ帰ったとさ、、





岩稜の世界はここ槍、穂高。五竜、鹿島槍も良いが、少し違う、剣ともスケール
が違う.槍から西穂高までとんがった岩また岩、全くの別世界。何度行ってもまた
行きたいが年には勝てず。これが最後




1日目は夜行バスで上高地に6時に着いたらすぐにスタート、なにせ槍ヶ岳まで10時間は掛かる





槍の小屋は4時には出ないと奥穂高の小屋に16時には着きたい。




最後の難関はジャンダルムを過ぎてから飛騨川に巻く屋根の様に谷側に傾斜した岩の上を歩く。
クサリは無い、雨なら止めた方が身のためだ、すべって谷に落ちるのが、、、、、最近のガイドブックには入るなと有るのはこの辺の事かな。
西穂の小屋から大正池目掛けてせっせと下ろう、バスは18時まで有る、新島々から松本駅まであっという間、あずさで1時間もすれば八王子だ