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小石川後楽園、小石川養生所、六義園




江戸城の外堀の城壁の石を東京都に成ってから後楽園の西塀の基礎に使った。と歩道に表示が有る




東に門が有り現在改築中でそちらの方は大きく綺麗


プログラムオートで撮るが相当暗かったのかシャッター速度優先か?絞りが相当開いていて手前がぼやけている




歩道の石畳は様々な石組みで趣向を凝らしている、茶室までの小道に似ている









船付場?、小舟で池を周遊したのかな?

右はもみじ、上の葉っぱが色付いて下は緑、左は漆,木全体が同じ色付き、このため好んで植えられたのか




日当たり良好で全体が同じ色付き、もみじの紅葉はこうでなくては



栗の木を柱に使っているが、皮は付いたままどうやって乾かしたのか?栗の木は硬く腐り難いので線路の枕木に使われていた

床に焼き物の板(陶板)を張る。今ならタイル張りなら

天井は竹を編んだ格子紋様

窓の格子の作りはみんな違う

日本庭園ならこの辺に茶室、しかし秀吉の好み、家康は秀吉に警戒されて関東の地に追いやられて、秀吉の好んだ茶道なんぞやるものか!!





右からもみじ漆、もみじ、左の色付きの良いもみじ

稲田の案内が読み取れないが、京都の公家の嫁さんをもらったので、農家の苦労を教えたかったとか

うるし


一枚岩の橋。この重さを重機無しでここまで運んだ方法は?石を置いてから掘りをほったのかな?

もみじが色付いた木、なったく緑の木となんでこんなにも違うのか

焼き物を焼いた窯跡と案内が有った、床に敷いた陶板を焼いたのか


梅林













もみじの一番の見せ場なのに色付きがいまいちでまだ早かったのか、紅葉が12月とは、温暖化で変な事に成っている





神田上水から水を引いて庭園に使っている、徳川御三家の水戸公ならできるが、新宿御苑の内藤家は
玉川上水の水番所まで有るのに水を引く事も出来ず池は谷底に沁みだした水で我慢している。




商売で撮影していた、三脚禁止のため50cmは有る望遠レンズたぶん800m/mはあろうかという望遠を手持ちで撮影していた
左の紅葉橋の下に写真家がいる、助手が付いていたので名の有る写真家、と思われるが、手持ちで引き延ばして売り物に成る写真が
撮れるとは、さすがプロだ





11歳の記憶を辿る。後楽園遊園地、講道館、銭湯、お寺、印刷所、

後楽園を出て遊園地を回って植物園に向かう途中に60年前の記憶を辿る。講道館は6角形の建物だった記憶、前の交差点が異様に広かった
遊園地にはおこずかいを握りしめて歩いてきた。3つか4つアトラクションに乗ったが何に乗ったのか?そこまで記憶は無い、

銭湯は夜のためかどこに有ったのか記憶に無いが地図にはビルの中に生き残っていた。道路の向いのお寺、の記憶は有った


路地の突き当りは土手だったが、コンクリート製に変わり家も建て替えられている。

印刷所が有ったが、普通の家に建て替えられていた。

この先に植物園が有るので道路を歩いて行こうと、2本左の幹線を歩いたら行けそうだが、小一時間をアスファルトの上を歩くと本当に疲れる
入り口手前のコンビニでお昼を買って園内で食べようと、ついでにアルコールも、スパゲティをチンしないで持っていったらなんとまぁ!!
食えないことはないが,汁気が解けない様に何かし固まっていた。日向でも肌寒い、何度も噛みしめて口の中で温める。アルコールも冷たい恐ろしいお昼

小石川植物園(養生所跡)、養生所で使った薬草を栽培している薬草園)







小石川養生所で使っていた井戸。(案内板がピンボケで読めない))


サツマイモの原産地から世界への広がり、
(生まれは熱帯アメリカ)
メキシコを中心に生まれた、紀元前800〜1000年ころ、中央アンデスで作られた、
ペルー北海岸に栄たモチーカ文化の物。コロンブスが15世紀の終わりに持ち帰ったのが
始まり、ヨーロッパでは気候が合わずあまり作られなかったが、アフリカ、インド、東南アジア
の植民地に持ち込まれて栽培されて世界中に広がる。東南アジア,ポリネシアへはスペイン、
ポルトガル人は持ち込み後に中国へ広がる。{コンチキ号探検記}熱帯アメリカから直接ポリネシア
に持ち込まれたという伝説が本当か?試したノルウエーの探検家ヘイエダールが1947年古代イカダ
と同じ物を作り南米ペルーから102日かけてタヒチにたどり着いて伝説を証明した。
日本には1600年頃(江戸時代の初め)中国から琉球に、さらに薩摩に伝わりサツマイモとなる
また中国から来たいもで唐いも、中国名、甘藷とも呼ばれた。八代吉宗の頃、蘭学者の青木昆陽により
全国に広がる。川越がイモの産地に成り江戸まで十三里有ることから川越から売りに来た焼き芋屋を
十三里と呼んで栗よりうまい十三里とふれて売っていたそうな。、今でも名調子は残っている

薬草園は殆ど枯れて実態は見れず、名板の薬草名から効能や使い方を調べてみた。


マオウ
秋に地上部の茎を刈り取り日陰で乾燥させるまた青いままに乾燥するので2cm位に切り刻んだものを生薬で麻黄(マオウ)
主成分はアルカロイドそのうちのエフェドリンが主成分。麻黄から生成したアフェドリンは塩酸エフェドリンとして治療に使う。
塩酸エフェドリンの10%水溶液は散腫液として鎮咳薬として喘息、百日ぜきの特効薬。
発汗、解熱、鎮咳薬として関節の疼痛などには1日8〜10gに水0.4ロットルを加え煎じて半分に成るまで煮詰める。食間、食前に3回に分けて服用
麻黄は他の生薬と組み合わせて使う。漢方の葛根湯、麻黄湯、麻黄附子甘草湯など

地上部が枯れてから根を掘り起こし洗い日干し乾燥させた物を生薬の青木香(モッコウ)
果実は黄色に熟したら採取、日干し乾燥させた生薬を馬兜鈴(バトウレイ)と呼ぶ
有効成分、根にアリストロン、アリスト酸。果実と根にマグノフロリン
薬効  解毒、腫物の疼痛、消炎に青木香を使う、1日3〜10gを水0.3リットルで半分になるまで煎じて服用

<根茎>根茎の形が拳の様なので拳参(ケンジン)という生薬名、口内炎、咽喉炎、扁桃炎などに使う

薬用には淡紅色の単弁花を使う。生薬には根を使う、根頭部分の芽を残して根を切り取り水洗い、木槌で叩いて
割れ目から芯を除いて皮をはぎ取り長さ10cm位に切り刻み日干し乾燥させた生薬を牡丹皮という
薬効  消炎、解熱、鎮痛、瀞血、通経などの漢方薬に配合される。

根を使う。月経不順など婦人病一般に用いる

タチセンニンソウ。日本に自生する物は無い。生薬で威靈仙(イレイセン)<根、根茎>降圧、鎮痛、消炎

つる、根を秋に採取して輪切りにして日干し乾燥させた物が生薬の木防巳(モクボウイ)という。
果実は日干し乾燥させて保存,木防巳は消炎、利尿、鎮痛薬としてリュウマチ、神経痛、関節炎のむくみ
5〜10gを0.5リットルの水で半分になるまで煮詰めて1日3回に分けて服用。生の果実は1回5個のしぼり汁を服用

ツズラフジ<木、根>利尿、リュウマチ、神経痛

花の咲いている時期に全草を採取して日干し乾燥させる、また新鮮な葉を生のまま服用。
有効成分は糖質、セドヘツプローズ。傷面を被覆する効果、全草の乾燥させた物は解熱、解毒
半分に成るまで煎じて使う。新鮮な葉は火であぶり表皮を剥ぎ取り膿傷などの外傷に患部に塗る

根、種子は天日乾燥させて、茎葉は生のまま使用。
有効成分は脂肪油(かゆみを抑える)タンパク質を分解する青酸が発生するリナマンを含む
種子は煎剤、瀉剤として腸カタルに使った。今は民間薬として皮膚のかゆみに外用。
すりつぶして水を加えて練り塗り薬に使う。めまい、ひきつけには4〜8gに水0.3リットルを加え
半分に成るまで煎じ煮詰める。止血剤として生の茎葉をもんで患部に外用。


随時茎を切って出る乳液を使う。夏に種子を採取して圧搾して油分を除いた生薬を続随子(ソクズイシ)
種子に脂肪油50%、エクレチン、オイフォルポン、ゴム質など。セユーフロアステロイドを含み有毒
いぼとりには茎を折って出る乳液を患部に塗る。

種子をヒマシと言い作られたす脂肪油がヒマシ油、種子の成分はリチレン、リチニンなどの下剤作用がある
ものもらいにはトウゴマの皮をとり種子1個と同分量の梅肉を練り合わせ就寝時にへその中に詰めバンソウコウで止め
翌朝はずす。下剤には1回25ミリリットル程度が限度。

<根>解熱、解毒、鎮痛、消炎作用、発熱、腫物、打撲傷、熱湯によるやけどなどに服用また粉末を水で練って患部に貼る


芙蓉<花、葉>解熱、解毒、清肺、涼血

薬用には白色種、全株が薬用に成る、つぼみを採取して天日乾燥させた生薬が木僅花(モクキンカ)夏に茎、乾、根、の樹皮
をはいだ物を乾燥させた物を木乾皮(モクキンピ)果実の未熟なところを採取、天日乾燥させた物木乾子(モクカンシ)
水虫薬、たむし、解熱、利尿、解毒、かゆみ止め<有効成分>花に粘液質のサポリン。水虫には細かく刻んだ木僅皮10g
ホワイトリカー0.2リットルに漬け込み3〜6ケ月経過したものを患部に塗る。下痢には木僅花を3〜6gと水0.2リットルを煎じて温かいうちに温服

<根、全草>解毒、下痢止め

<果実>止血、健胃

開花期に全草の地上部を天日乾燥させた生薬を千屈菜(センクツサイ)という(有効成分)は配糖体サイカイリン、タンニン、コリン
下痢止め、急性腸炎、膀胱炎、むくみ。1日20gを水0.5リットルを半分に成るまで煎じる。1日3回に分けて服用、この煎じ薬を冷湿布
するとあせも、靴擦れ、股ずれ、草かぶれなどに効果、細菌性赤痢などには千屈葉に酸化鉄やタンニンを加えて強い止血作用や収斂作用が有る

11月〜12月に葉が黄色に成ったら掘り出して束ねて天日乾燥を1ケ月ほど半乾きしたものを45度くらいの湯で5分ほど浸したら翌春まで日陰
乾燥させる。このように調整したものを当帰(トウキ)という。芳香と辛味、甘味の物を良品とされるが虫が付きやすい。婦人病の主薬、鎮痛
鎮静、強壮薬としては妊婦のむくみ、腹痛、月経痛。トウキは1日10gを1リットルの水で煎じて半分になるまで煮出す。1日3回の食間に服用

茎葉が枯れた頃、根茎を取り出し天日乾燥させた物を生薬の地癒(チユ)という薬効成分はタンニン、サポニン
吐血、鼻出血、血痢、やけどに使う。下痢止めには地癒を1回の量は1.5〜3g3に水 0.2リットルを加え煎じる、半分になるまで煮詰める
食間に服用。止血、やけどには煎液で患部を洗う。歯茎の腫れ、口内炎、扁桃腺などには煎液でうがい、肌荒れ、漆かぶれ、股ずれ、あせも
などの湿疹には煎液を塗布する。

茎、葉、種子を去炎に使う

開花期の8から9月頃全草を刈り取り日干し乾燥させたものが生薬の馬鞭草(バベンソウ)。有効成分は配糖体のベルベナリン、ベルベニン
ベータカロチン、薬効は腫物、打撲傷、打ち身などの外用薬として使う。バベンソウを10から20gに水0.4リットルを煎じて半分に成るまで
煮詰める。煎じてた液で患部を洗う。

8月から9月頃花と果実をつけた物を2cm位に切り日陰で乾燥させた物が生薬の山偏豆(サンベンズ)。有効成分は少量のアントラキノン
フラボノール。ベータシトラステロール。。利尿、強壮、鎮咳薬として脚気、腎炎、黄疸、片頭痛、慢性便秘、夜尿症、インポテンツ
1日20gほどを煎じて飲用。

9〜10月に種子を採取、天日乾燥させ果皮は取り除いた生薬を(けんごん)という。。有効成分は樹脂配糖体ファルビチン、利尿、殺虫、を兼ねた
峻下剤として下半身の水腫、尿閉症に用いる。煎剤として1日2〜5gを服用、強力な下剤作用はファルビチンによる、腸粘膜を始め下腹部に充血をきたし
せん動運動をこう進してしゃ下効果を表す。作用は強烈。

果実が熟して茶褐色、葉は黄色に成ったら全草を天日乾燥させた生薬を決目子(ケツメイシ)という。乾燥させて種子を集める
有効成分はアントラキノン、誘導体クリソファノール、オブツシフォリン、エモジン。下剤として便秘、慢性胃腸病、消化不良、胃拡張
胃下垂、胃酸過多、胃アトニー、口内炎、黄疸、じんましん、賢臓病、脚気、糖尿病、膀胱カタル、婦人病、神経痛、決目子(ケツメイシ)
20〜25gを0.7リットルの水で煎じて半分に成るまで煮詰めた物を服用。

10月頃に種子を取り日干し乾燥させた生薬を望江南(ボウコウナン)という。有効成分はアントウキノン、エモジン
アストロン、エスチオン。薬効は健胃、緩下、利尿、1日10gを煎じてお茶の様に飲用。

地上部が枯れた秋に塊根を掘り出し天日で速やかに乾燥させた生薬を苦参(クジン)という。(根が人参に似ているが苦い事から名付けられた)
苦参には健胃、強壮、消炎、利尿、下痢止め、鎮痛剤として赤痢「などの細菌性下痢、血便、腫毒などに効能。
しかしアルカロイド、オキシマトリンなどを含み副作用がある。大脳を麻痺まひさせ痙攣を起こす。
吸収運動神経麻痺で死に至る事も有る。クジン6gに水0.3リットルを加え煎じた煎じ液で水虫あせも、かいせんなどに湿布。

盛夏に葉を採取して日干し乾燥させてクコ茶に、果実と根皮は秋に採取、果実は果柄を取り除いて始めは日陰の風通しの良い所で乾燥させ
表面にしわが出来たら天日ですみやかに乾燥させた生薬を枸杞子(クコシ)と呼ぶ。根皮は皮をはいで乾燥させた物を地骨皮(ジコンヒ)という。
クコ茶には高血圧症、動脈硬化に効果、万能薬草のクコにはビタミンB、B2、C、ルチン、ベタインが多く含まれている。ルチンは血管を強化
させ高血圧、頭痛、肩こりに効果。ベタインは消化促進して肝臓に脂肪が溜るのを抑え血液が酸性からアルカリ性に変え疲労回復の効果がある。

主根と横走茎を採取して乾燥させて生薬を甘草(カンゾウ)という。甘草と蜂蜜を焦がしたものを炙甘草(シャカンゾウ)という。
炙甘草は食欲不振腹痛、咳、発熱、下痢に効果。主成分はポリサッカロイド、ステロール、クマリン、アスパラギン。

ホソバオケラ
秋に根茎を掘り出し刻んで陰干し乾燥させて生薬を蒼朮(ソウジュツ)という。有効成分はアトラクロジン、アトラクリチロジノール、
ヒネジル、βーオイデスモール、エレモール。蒼朮が配合される漢方処方には、めまい、動悸、息切れ、頭痛に用いられる
漢方薬名に苓桂朮甘湯、平胃散、五苓散、消風散、当期芍薬散などが有る。

ツワブキ
根茎を10月頃採取し刻んで日干し乾燥させる。有効成分、葉に抗菌作用ヘキナール。葉を火であぶり柔らかくして細かくしたものを
打撲、できもの、切り傷、湿疹に葉を青汁が出る程良くもんで直接付ける。洗浄には葉を10gを0.2リットルの水で煎じて患部を洗う
飲用 乾燥した根茎を10〜20gと水0.5リットルを煎じて1/3になるまで煮詰めた物を1日食間に3回に分けて飲用

夏に葉が黄色に成った頃に根茎を採取して切り刻み天日乾燥させた物を生薬で鳶尾根(エンビコン)と言う
有効成分 テクトリシン配糖体。土剤、下剤。鳶尾根の粉末を1〜4gを水と服用。

サフラン
まもなく開花する雄蕊(おしべ)の先端部)(つぼみの先)が顔を出して来たら
開花と同時におしべの柱頭と花柱の濃い紅色に着色した部分のみ抜き取り乾燥、
40〜50度に熱を加えて3〜4時間乾燥させた生薬をサフラン(雌(シベ))という
有効成分は配糖体クロシン(黄色色素)サフナラールは鎮痛、沈瀞、通経作用、
婦人の血の道の薬で更年期障害、月経困難、無月経、月経過多などに

<種子>を使い芳香性健胃薬として、腹痛、下痢などに用いる

生の鱗茎(ケイリン)を採取して外皮を取り除き生のまま外用薬に。有効成分はアルカロイド。
腫れのも、乳腺炎として乳腫れ、肩こりに生の鱗片をすりおろした汁を患部に直接塗る。

地下の鱗茎を生のまま使う。また乾燥させた物を生薬の石蒜(セキサン)という。有効成分は リコリン(有毒飲用はできない)、アルカロイド
肩こりに生の鱗茎を金属以外のおろし器ですりおろした物を就寝前に両足の土踏まずに貼る。乳腺炎、インキン、たむしにもすりおろした物を患部に貼る

ジコタリス、、非常に危険な薬草
茎生葉を60度以下で素早く乾燥保存させる生薬。強心配糖体を含み、強心作用、
利尿薬としてうっ血性心不全それが原因で起きるふしゃ、虚血性心疾患、心臓弁膜症などに
有毒成分(全草)プルプレアグコサイトA,B。採取後に生成されるジギトキシン、ボトキシンなどになり、劇薬で毒性が強い

夏以降に球茎を掘りだし、3%の塩水に浸し黒褐色の外皮と根を除き皮が取れたら塩気が無くなるまで水洗いして天日干したものを生薬の半夏(ハンゲ)という
有効成分は アミノ酸、脂肪酸類、ベータシトロール。半夏は鎮吐く剤に使われる、1日1.5〜5gを煎じて服用、えぐみには生姜を加えて飲みやすくする

花期に花穂が出て葉が十分に成長したら全草を採取して天日干しし少し乾燥したら日陰で十分に乾燥させた物を生薬の車前草(シャゼンソウ)という。
結実した花穂を切り取り天日乾燥させ種子のみ集めた物を生薬で車前子(シャゼンシ)という。葉だけ乾燥乾燥させた生薬で車前葉(シャゼンヨウ)
有効成分は全草にアウクビン、パランタギニン、ホモプランタギニン。種子に粘液質プランタザン、アウクビン(鎮咳)コリン。
下痢止め、止血、強壮には車前草を刻んだものを1日10gに水0.5リットルで煎じて半分に成るまで煎じ煮詰めた物を1日3回食間に服用

セキショウ
秋に根茎を掘り出して水洗いして10cm位に切り天日乾燥させた生薬を石菖(セキショウ)という。鎮痛、鎮静、健胃薬として胃痛、腹痛、てんかん、リュウマチ
瘍腫(ヨウシュ)などに用いる。健胃、鎮痛、腹痛には1日3〜6gを煎じて1日3回に分けて服用
抗真菌性が有るので外用薬にも成る。浴湯料に足腰の冷え、筋肉痛、関節痛、打ち身、捻挫に適量を布に煮出してから浴槽に入れて風呂に入る
セキショウ根の薬用酒は乾燥根200gとホワイトリカー(アルコール度数35度)1.8リットルを3〜6ケ月漬け込んだ物

コンニャク
3年目の10月頃に葉が枯れて十分に地下球茎が肥大した物を掘り出す、有効成分はコンニャクマンナン、粗蛋白質、粗脂肪、炭水化物、粗繊維、灰分
うがい薬として生のコンニャクイモを刻み10gと水0,6リットルを半分に成るまで煮詰めてアクを取りうがい薬に
腫物には生のコンニャクイモをすり下ろして患部に塗ると膿が吸い出される。肺炎などで胸が苦しい時、食用コンニャクを温めて患部に貼る。

根、葉、種子に配糖体ローデキシンA,B,Cなどのステロイド強心配糖体で中毒症状は呼吸、循環器機能に障害が出て
悪心、嘔吐、頭痛、不整脈、血圧降下を起こし心臓が止まる。サポニンを含み顕著な溶血作用が有り強心、利尿薬として使うが
有毒植物、一般には葉を煎じてかいせん、たむしなどの外用薬に使う

根茎にチモサポニン、マンギフェリンなどの成分がある。生薬名を知母チボという消炎、解毒に効果

バイモ(編み笠百合ともいわれる)生薬名を貝母(バイモ) 鎮咳、去炎、排膿薬、咳止めの痰切


秋から春先に地上部分が活動をまだ始めない頃に採取して塊根を掘り出し天日で半乾燥させる、半日ほど水に漬けて柔らかくなった処で中心部の芯を抜き
再び天日で十分に乾燥させた生薬を丸麦(マルバク)という。また麦門冬(バクモントウ)ともいう。麦門冬にはサポニン、多糖類などの成分が含まれて
漢方の要薬とされる。滋養、強壮、咳止め、たんきり、解熱、利尿、。催乳剤としてかぜ、喘息、百日ゼキ、気管支カタル、糖尿病、心臓病、リュウマチなど
麦門冬は刻んだ物を1日6〜12gに水0.5リットルを加え煎じて半分に成るまで煎じ煮詰めたものを3回に分けて食間に服用する

花の時期か葉が枯れる10月頃に根を掘り出し水洗い天日乾燥させた生薬を黄精(オウセイ)という。黄精は強壮薬として病後の衰弱者や慢性リュウマチ、
痛風などの体の弱っているときに使う。ナリコ百合の茎葉も同様に滋養強壮に用いられる、1日10〜20gを煎じて飲用する。

5月から10月頃、根を掘り取り日干し乾燥させる。乾いたら土を除いた生薬を紫根(シコン)という。有効成分は紫色素ナフトキシン、
誘導体シコニン、アセチルシコニン、解熱、解毒、麻疹の予防、黄疸、腫瘍、血尿、などの活性薬や麻疹の予防に。1日に5〜10g
に水0.4リットルを煎じて半分に成るまで煮詰める。1日3回食間に服用する。

5月の中、下旬頃に根茎を掘り出し日干し乾燥させな物を生薬でロウト根という。
有毒で口にすると狂乱状態に成り泣きわめいたり走り回ったりする事から名付けられた

晩秋の11月頃に根茎と根を掘り取り水洗いして細かく刻んで天日乾燥させた生薬で紫金牛(シキンギュウ)という。
有効成分はベンゾキン誘導体、ラパノン(黄色結晶性物質)ベンゲニンなど。紫金牛は解毒薬、のどの腫瘍、せきに使用
慢性気管支炎に紫金牛を1日3〜6gに水0.4リットルで煎じて半分に成るまで煮詰める、この煎じ薬で患部を洗うと効果。

植え付けてから翌年の秋に掘り出し水洗いして乾燥、乾燥しにくいので生のうちに薄く切って
日干し乾燥させて生薬を川弓(センキュウ)という。婦人病の要薬とされる。補血作用が有るが当帰ほど強くない
単独せは効き目が無い様だ、当帰熟地黄(トウキジュクオウ) 覚参と配合した四物湯とする時初めて補血強身の効き目
が出る。血を補い血液の循環を良くする目的、センキュウは必要な生薬で多くの月経不順に使う。産後の出血、痔出血、貧血
に弓帰キョウガイ湯(トウキキョウガイトウ)はセンキュウ、甘草、ガイ葉)ガイヨウ)各3g、当帰、芍薬各4g地黄6g水0.3リットル
を加えて カスを取り阿キュウを3gを加え加熱してアキュウが溶けたら1日3回温めて服用

8月中頃に葉を摘んで天日乾燥させ容器に乾燥させた葉を詰めて露水を散布して均等に沁み込ませ一昼夜放置、蒸れて熱を持ってくる、
むろの上に広げて時々もみながら天日乾燥させて甘茶にする。生葉にはグルコフィロズチンが含まれているが甘味は無く発酵すると酵素
により加水分解されフィロズルチンになる。砂糖の千倍の甘味が有る。甘味成分のフィロズルチン、ステビオサイドは人体内で消化吸収
されないので糖尿病患者や肥満症患者の甘味ゴミン料に使う。

<葉>香料. 芳香の有る精油はロスマリン油の名で皮膚病の治療薬に使う。

全草を4〜5月の花の咲いている時期に刈り取り水洗いして陰干した生薬を連銭草(レンセンソウ)。有効成分はウルソール酸、硝酸カリ、
精油成分ののリモーネン..糖尿病治療薬としてカキドオシを1日に15gに水0.6リットルを煎じて半分に成るまで煮詰めた汁を1日3回に分けて服用
カキドオシは利尿、消炎薬として黄疸、胆道結石、腎臓結石、膀胱結石などには1日10〜15gを煎じて3回に分けて服用
主成分はセスキテルペン類、フラボノイド類、揮発油、グレコン苦味、サポニン樹脂、タンニン類

秋に良く熟した果実を房ごと採取し日干し乾燥させ実だけ取った生薬を五味子(ゴミコ)というグリナン、揮発油、ビタミンC,E
人参と同様に身体のストレスの順応を促進する特性を持つ。強壮薬として強壮として鎮咳、滋養強壮薬として気管支の機能の衰え
による咳き込み、精神力の向上に1日5〜15gを水で煎じて食間に服用

イカリソウと同じ
茎葉を乾燥させた物を淫羊霍(インヨウカク)という。地上部の茎葉を葉が揃う5月〜7月に刈り取り天日乾燥させ細かく刻んだものが生薬の淫羊霍
強壮強精の目的で乾燥させた地上部の茎葉を1日8〜10gに水0.5リットルで煮詰める、食間に3回に分けて服用

秋に花後の茎、葉が枯れる頃根を掘り出して地上部は切る、水洗いして十分に天日乾燥させた生薬を竜胆(リュウタン)
竜胆は健胃とし成分はゼンチオピクトロシド、大脳反射により胃液の分泌を盛んにする。

地上部の茎葉を葉の揃う6,7月に刈り取り天日乾燥してから細かく刻んだ物が生薬で淫羊霍(インヨウカク)
強壮、強精の目的で乾燥した地上部の茎葉を1日量として8〜10gに水0.5リットルを加えて半分に成るまで煮詰める。
これを濾して3回に分けて食間に服用する。神経衰弱、健忘症、強壮強精にも効果の有る、
イカリソウの地上部にはイナリインという成分。ホザキノイカリソウには神経衰弱、健忘症、慢性気管支炎、手足のしびれ
など更年期の高血圧症、小児麻痺の治療に用いられる。
1日3〜9gを煎じホザキノイカリソウの根を淫羊霍根(インヨウカクコン)という
こしけ、月経不順、喘息、鳥目には1日9〜15gを煎じたものを服用する。

幹皮、根皮を秋から春先の3月頃採取し水洗いして刻んで日干し乾燥させたものが生薬のタラ根皮という、薬効は根皮が優れている
糖尿病にはタラノキの根皮、カキドオシ(連銭草)枇根(ビク)の葉を各5gに水0.5リットルで煎じて半分に成るまで煮詰めた物を濾して,食間に3回に分けて服用
高血圧症には茎のトゲだけを集めた物を1日5〜10g煎じて食間に3回に分けて服用。タラノキの生薬名をソウボク、ソウコンという
健胃、整腸、胃腸病、糖尿病、神経痛、高血圧症、腎臓病、胃がん、強壮強精などに効果

秋に根茎を掘り出し水洗いして3〜4日天日干し、次に風通しの良い所で陰干し乾燥させた茎、葉を九眼独活(キュウガンドッカツ)という
発汗、解熱、鎮痛薬として頭痛、歯痛、リュウマチ、神経痛には1日10〜15gを水0.5リットルで煎じて半分に成るまで煮詰める3回に分けて食間に服用

ナンテンと同じ様で詳細は見つからず、滋養強壮、咳、胆、喘息、百日咳、黄疸、頭痛、リュウマチ、虫刺され、視力低下

トリカブト(花の形が舞楽の伶銀人のかぶる鳥の兜)2000m級の山に良く咲いている、紫の花
母根を鳥頭(ウズ)子根を附子(フジ)という。有効成分はアコニンチン、メサコニチンなどのアルカロイド系
毒部分は全草特に塊根に、中毒症状は流涎、口内炎、呼吸困難、中枢神経に作用して呼吸麻痺、痙攣、心臓麻痺で死亡

栽培して4,5年後の10〜11月頃根茎を掘り出してひげ根を取り日干し乾燥した物をひげ根を焼いてむしろでこすり
焼き焦げたひげ根を除く、むしろでこすられた根茎は多少の光沢が出ることから生薬名を磨黄連(ミガキオウレン)
ミガキオウレンの有効成分はアルカロイド(ベルベリン)、パルマチン、コプチシン、健胃、整腸薬として消化不良
や下痢止めに用いる。苦味が強いのは黄色物質のベルベリンによるもので粉末や煎じ薬に用いる。1日3回食間に服用する

秋に根茎を掘り出し水洗いひげ根を取り煮干し乾燥させた生薬を升麻(ショウマ)という黒色で断面が黄褐色なので黒升麻とも言う
有効成分はフェノールカルボン酸、フェルラ酸、四環性トルテルペン、升麻は単独では使わず漢方処方で発汗、解熱、解毒薬として配合
升麻葛根湯 升麻葛根湯(ショウマカッコントウ)は葛根5g升麻と生姜2g配合する。
乙字湯(オツジトウ)は当帰6g柴胡5g黄胡3g甘草2g升麻1.5g大黄1gを水0.4リツトルで煎じて
半分に成るまで煮詰める。1日3回空腹時に服用する。。いぼ痔切れ痔に効果がある。

果実は丸く健胃、駆風、発汗、去炎などに効果、生薬をパクチー。料理の食材。

芳香性の健胃剤として食欲を促進させ胃腸疾患に薬効、また駆虫剤としてガスが溜まって腹が張り苫痛にも用いる
去炎剤としてまた煎薬として使う場合は1日量5〜10gを3回に分けて服用する。

有毒部分は全草、根茎を乾燥させた生薬名は福寿草根(フクジユソウコン)という。強心、利尿の薬効が有るが劇毒
有毒成分はステロイド、強心配糖体のシマリン、アドニリドを含み嘔吐痙攣呼吸麻痺などが起きる

秋から冬にかけて地上部が枯れた頃、根を掘り取り水洗いして日干し乾燥させた生薬を午膝(ゴシツ)
利尿、浄血、月経不順、浮腫、リュウマチ、脚気などにはゴシツを1日5〜10gに水0.4リットル
を加え煎じて半分に成るまで煮詰める。1日3回に分けて服用

2年以上栽培した物を根茎を掘り出して日干し乾燥させた生薬を紫胡(シコ)という。紫胡はサイコサポニン、
フィトステロールなどの成分解熱、鎮痛、解毒として抗炎症,肝臓の漢方治療に配合する。風邪、頭痛、肝臓肥大、
慢性胆嚢炎、胆石などには紫胡の粉末を1日3〜5gを3回に分けて服用

根は太くゴツゴツした直根で秋に掘り出し水洗い縦割りにして陰干しほとんど乾燥したら、
数時間日干しして仕上げの乾燥させた生薬をを独活(ドッカツ)という。鎮痛、鎮静、血管拡張作用

秋から冬の開花期に根茎と根を採取して陰干しした生薬を土細幸(ドサイシン)という。
咳止めに1日5〜10gに水0.3リットルを加え煎じ半分に成るまで煮詰めた物を服用。
成分は精油、アミノ酸のピペコール酸により鎮咳作用

フタリシズカ

春から夏にかけて若芽か若葉だけ採取して生か手で細かくちぎって2から3日、日干してさらに陰干し乾燥
高血圧症の予防に乾燥葉に熱湯を注ぐ、また20gを煎じて茶剤に
有効成分はゲルマニウム、ビタミンB12、葉緑素、ビタミン、ミネラル、
ビタミンEの数百倍の抗酸化が有るゲルマニウムを含む。インターフェロンの産生と白血玉の産生を促し老化防止と癌予防

6から8月頃開花期に全草を採取して水洗い日干し乾燥させる。有効成分は精油(臭気が有る)メチルニノールケトンを含む
フラボノイド、クエルセチンやその配糖体クエルチトリを含む。
利尿作用には乾燥した葉を1日量10から15gを水0.6リットルで煎じて1/3に成るまで煮詰めたものを3回に分けて服用
腫物には軽く一握りを水0.4〜0.6リットルで煎じて1/3に成るまで煮詰め煎じ液で患部」を洗う
また生の葉に塩少々入れすりつぶしたものを患部に塗る

<ドクダミは代表的な民間薬>
5〜6月の開花期に根を含めた全草を採取、つるして乾燥させ日干しした後、半陰で完全乾燥
させた生薬を十薬(ジュウヤク)花部分に有効成分のイソクエルシトリンが多く含まれる
化膿性の腫物には新鮮な葉を火にあぶり柔らかく成ったら患部に貼り付けて置くと膿を吸い出して腫れが引く
ドクダミのイソエルシトリンが血圧を下げ、デカノイルアセトアルデヒドの抗菌作用が蓄膿症を改善、利尿作用が
便秘を改善。フラボノ成分が細胞組織を保護、血液循環を良くして汚血を取り去り神経痛を改善、高血圧、アトピーにも効果

<全草>利尿、通経、去炎

全草を採取、根茎やひげ根を取り天日乾燥させた葉部を生薬で石偉(セキイ)という。セキイは泌尿器系の諸疾患に効き目
尿路結石、血尿、腎炎、子宮出血、細菌性の下痢、咳、慢性気管支炎にイセキを1日量5〜10gに水0.5リットルを加えて煎じ
半分になるまで煮詰める、それを2回に分けて食間に服用

センマイ<根、茎>強壮、狗斉、利尿

<根茎>扁桃炎。生のしぼり汁に梅干しや飯粒と共に練り、リュウマチ、歯痛、などの外用薬に
<有毒で服用できず。>

胞子嚢の付いた葉を乾燥させて胞子だけを集めて煎じて服用<胞子>淋疾

春4月頃か8,9月に地上部を刈り取り水洗いしてさっと熱湯に浸して日干し乾燥させた生薬を木賊(モクゾク)という
有効成分は多量の無水ケイ酸、トクサの胞子はぶどう糖、果糖、アルギニン、グルタミン酸を含む
木賊は腸出血、痔出血、淋疾、水 水腫に1日量15〜20gに水0.4リットルで煎じて半分に成るまで煮詰める、1日3回に分けて服用、下痢止めにも効果
風邪の解熱には1日量2〜6gに水0.3リットルで煎じて半分に成るまで煮詰める、これを服用
木賊の茎葉を黒焼きにした粉末を脱肛にしぼり入れると効果

白頭翁の代用に使われる。夏に採取して水洗いして太い根なら縦割にして日光に当て十分に乾燥させる。
煎じ剤として熱性の下痢、閉経、疝気、冷腹などの用いるが漢方では他の生薬に配合して用いる単味では効果が無い
(毒成分のヘデラゲンなどが嘔吐、下痢、血便、痙攣などを引き起こす)
外用薬として使う。根をすりおろして痔の痛むとき塗る。

冬から初春に根を掘り取り塊根部を水洗いして日干し乾燥させた生薬を烏薬(ウヤク)、天台烏薬、
ウヤクの根は棒状より塊根の方が芳香成分が多く良品とされる。芳香性健胃薬、鎮痛薬として
1日量5〜10gをみず0.5リットルで煎じて半分に成るまで煮詰めたものを服用

ホルトソウ<種子>利尿

メギ<木部、葉>健胃、眼病

チガヤ、11月頃に<根茎>を掘り取り、水洗い、ひげ根を除いて雨露のかからない様に陰干しして 乾燥させた物を生薬で芽根(ボウコン)という。淡黄色で太く新しい物が良品とされる
有効成分は果糖、ぶどう糖、トルチルペンのシリンドリンのは利尿消炎作用、水腫、黄淡、急性肝炎に用いる
1日量10〜20gに水0.5リットルで煎じて、半分に成るまで煮詰めた物1日3回服用、また若い花芽(ツバナ)と花穂
は強い止血作用を示し出血時間と凝固時間を短縮する。1日量3〜9gを煎じて食後に服用すると鼻血、血尿、吐血の止血剤
利尿

開花期に全草の地上部を採取して天日乾燥させた生薬を千屈草(センクツソサイ)、有効成分は配糖体サカイリン、タンニン、コリン
などを含み花の色素は配糖体アルビジンなど下痢止め、急性腸炎、膀胱炎、むくみ等に効果
千屈草は1日量20g水0.5リットルを煎じて半分に成るまで煮詰めた物を1日3回に分けて服用、
煎じ液を冷湿布する。あせも、靴擦れ、股ずれ、草かぶれなどの湿疹、かぶれ、切り傷の止血に効果

芽の出る4月頃か秋11月頃に肥大した根を掘り取り、水洗いして日干し乾燥させた生薬を百部(ヒャクブ)という
有効成分はアルカリド、ステモニン、ステモニジンなど、根を水で煮た液でシラミなどの駆除に使う

茎葉を採取して陰干した物を生薬で韮白(キュウハク)、葉は韮菜、根と鱗茎は韮根、種子を煮干し乾燥させた物を韮子という
韮子は強壮、強精,止寫薬としてインポテンツ、遺精、頻尿、腰気、下痢などに砕いて1日量2〜8gを3回に分けて服用
又 たむし、しらくもなどの皮膚疾患には生茎葉をすりつぶして患部に貼る

種子から油をしぼり灯火油やせっけんの原料油に薬用には白内障に効果


<花、根>シュウ毒,薬効は腫物、利尿

5月頃紡錘状の貯蔵根を掘り出して皮を取り30分くらい蒸し器で蒸したものを天日乾燥させた物を生薬で天門冬
有効成分はアスパラギン、ベータ、システロール、デンプン、ぶどう糖、果糖など
天門冬は鎮咳、利尿、通便、強壮薬として。強壮薬として天門冬には蜂蜜漬けに1,2ケ月した物を1日2,3ケ食べる
むくみの時の利尿に天門冬を10〜15gを1日量として刻んで水0.2リットルを煎じて1日3回に分けて服用

根茎や全草を遺尿、捕魚に用いた、根茎の生薬名は菟解(ヒカイ)。ジオスシンなどの溶血成分が咽喉や胃腸の炎症を起こす
有毒なため服用はしない

強心配糖体を含み、強心作用、利尿薬、うっ血性心不全で起きる浮腫、虚血性心疾患、心臓弁膜症
有効成分はプルプレグルコサイトA,Bと採取後に部分的に分解して生成されるジギトキシン、
ギトキシン強心配糖体で劇薬で毒性が強い。

薬用の解説が見つからず。山菜で食べられる

シランの鱗茎を8〜11月頃掘り取り茎、ひげ根を除き水洗いし蒸して外皮をむいて天日乾燥した生薬を白笈(ビュクキュウ)
ビュクキュウには粘液質が多く皮膚や粘膜を保護する事で痛みや腫れを治す。

晩秋に根茎を採取して天日乾燥させた物を、なめるとつばが黄色に成る。ひげ根の先端にできる肥大根をウコン(郁金)
黄色素クルクミン0.3%を含み他精油1〜5%を含む。クルクミン、ウコンの煎じ薬には胆汁分泌促進作用、精油には胆道結石を治し作用
いずれも抗菌作用が強い芳香性権威、利胆、止血、通経、駆おけつ薬として肝炎、胆道炎、胃炎、月経不順、吐血、鼻血、血尿の内服します
1日量を5〜10gに水0.4リットルを加え煎じて半分に成るまで煮詰めた物を1日3回食間に服用

開花期に全草を採取して水洗いして天日で良く乾燥させた全草を生薬で鼠麹草(ソキクソウ)、
有効成分は全草にルテオリン、モノグルコサイト、フィステロール無機物の硝酸カリを含む
咳止めに1日量10gに水0.5リットルで煎じて半分に成るまで煎じて煮詰めた物を1日3回服用
咳、胆には細かく切った鼠麹草を1日量で20グラムを火にくべ立ち上がる煙を吸引すると効果が出る

根茎を竜胆という、粉末にしたものを苦味健胃薬

薬草の記事は見つけられず

8,9月頃花が咲き前につぼみが付いた時、全草を採取、2,3日日干し乾燥させ香りが出てきたら
風通しの良い所で陰干し乾燥させた生薬を蘭草という。利尿、通経、黄疸などで体のむくみが有るとき
ランソウを1日に10グラムを水0.4リットルを煎じて3回に分けて食間に服用

初冬の頃、根を掘り取り水洗い輪切りにして陰干し乾燥させた生薬を土木香(ドモッコウ)という、有効成分はイヌリン(40%以下)
揮発油(4%以下)アラントール、セスキテル、ペンラクトン。発汗、利尿、去炎には1日10gを煎じて3回に分けて服用、結核患者の強壮薬としても効き目が有る

刺身のつまに生産されている。漢方薬の防風通聖散、脂肪の燃焼、基礎代謝の改善、肥満症、排出促進、便秘などに効果


新芽が出る3月頃に根を掘り取り水洗いして皮をはがして天日乾燥させると皮が管状に丸くなる生薬で五加皮(ゴカビ)
関節リュウマチ、足腰の疲労、インポテンツ、遺尿、子児の発育不良、疝気、腹痛に五加皮を1日10〜15gを煎じて半分になるまで煮詰め食前食間に服用

<頭花<生薬名は菊花(キクカ) 薬効は抗炎症薬として咳、結膜炎、上気道炎、鼻閉などに効果

つぼみを採取、一度蒸して日干し乾燥させたものを金針菜(キンシンサイ)という
ヒドロオキシグルタミン酸、コハク酸、ベータシトステロール
若芽、つぼみ、花を軽く茹でて水にさらしてから酢の物、酢味噌、てんぷらなどで食べる

ヤブカンゾウとおなじ

ヤブカンゾウと同じ金針菜、秋に全草を掘り取り根茎と葉を日干し乾燥させた生薬を金針菜
1日量15g程度を0.5リットルの水で煎じて半分に成るまで煮詰めた物を食間に3回に分けて服用
不眠症、むくみに効果

薬草の解説が見つからない

解説が見つからない

薬効は薬邪、不眠症、利尿


キスゲの仲間ではあろうが、薬草の解説が見当たらず、ニッコウキスゲが鹿に食われて有名かな
江戸時代小石川に養生所で使われた薬草を栽培していた薬草園を小さくして現代に伝えている
奧に徳川家の日本庭園有るのだが、行きそびれてしまい次回に回した、
六義園  




駒込の駅から近い裏手から入ってしまったので築山から池の裏手に成ってしまった

曇りで日差しが弱かった。ピンボケ、プログラムオートでチャイムが鳴ってからシャッターを切っているのに


左もみじ、おく漆





つつじ亭、つつじの太い古木で柱を立てて風流をたのしんだが、
つつじの太い古木が手に入らず建て替えができない為栗の木の添え木で何とか持っているいる様だ
岩崎家では綺麗処をそろえて紅葉狩りを楽しみここでお昼の弁当を食べたらしい写真の案内板



昔といっても明治の中頃、三菱の岩崎弥太郎が買い取ったころはは小川らさら流れていたと立て看板が流れていたら景色が全然違って見える。
惜しい改造をしたもんだ、残念だ、今ならポンプで汲み上げて流せがさるのに東京都は何故やらぬ

紅葉には早かったのか七味唐辛子の薬味が降りかかった様で何かさみしい、木全部が真っ赤に成らないのが玉に傷







もみじ、少し時期を過ぎたのかあずき色に成って、残念な色











左右の明るい赤は漆。真ん中はもみじ、わざわざ漆を植えた理由が分かる気がする。

うるし

珍しい竹林

うるし

紅葉と色付きを争っているの
うるし






うるしが綺麗に色ずいている。漆というと都会の人はぴんと来ないだろうが雑木林にはたくさん生えている
ナナカマドではない葉っぱはよく似ているが赤い実が無い、赤い実を食べて赤い鳥に成るかも
1500m位の低山ではピンク色(赤が薄くすけた様な色)でなかなか良い、赤い実、茎も赤い


やつと。もみじらしく成ってきた。園内にこの色は何本も無い. しかし肝心のピントが合ってない、目が遠くなって残念








まさに漆、木の葉全体に同じ色、それが気に入って植えたんでしょうね。








もみじ、いい色好きであぁ紅葉が良かったと締めくくって駒込駅近くの入り口に戻ってきた。地下鉄で後楽園に行く